第101章

そうだ。跳ね女と竹ぼうき婆にも、ロウソクを何本か買っておやつ代わりに持たせてやれる。

やっぱりこの一件、無駄足じゃなかった。うん、あとで山にもう一回行って、娃娃を何体か捕まえてくる。明日の朝いちで安倍晴明に電話して、娃娃を買い取る気があるか聞いてみよう。

そんなふうに算段していると、今度は警察と除霊師が向こうから押しかけてきた。ちょうどその頃、本田優は二杯目の牛肉麺を作っている最中で、「神崎様、もう一杯いかがですか?」などと気楽に聞いていた。

神崎様は薄暗い顔のままソファに寝転がっている。腹が満ちたせいか、全身からどこか気だるいくつろぎが滲んでいた。相変わらず近寄りがたい冷たさはあるの...

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