第136章

最後の十六体の幽霊奴たちも、きっちり「使いどころ」を与えられた。どこからか戸板を四枚引っぺがしてきて、まずは気絶したスタッフ三人をいちばん安定する形で寝かせる。さらに、さっきまでの乱戦で力を使い果たし、へとへとになった除霊師たちまで、その幽霊駕籠に座らせた。

もっとも、倒れているスタッフだけは誰かが見張っていないといけない。幽霊奴はふわっと浮き上がると、途端に周りが見えなくなる。うっかり落とされでもしたら、地面に叩きつけられて洒落にならない。

もちろん、全員が列を作って我先にと神崎様へ送金した。気絶している数人の分まで、誰かが立て替えている。入金通知が増えるたび、神崎様の機嫌は目に見えて...

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