第161章

穴の中に幽霊だなんて、洒落にならない大事故だ。

 神崎飛鳥は赤い服の女の幽霊と竹ぼうき婆に指示し、ちびっ子幽霊たちを全員呼び戻させた。今は勝手にうろつかないように、とにかく一度集まって、どうするか作戦会議だ。

 ほどなくして、ちびっ子幽霊たちは連絡を受けて戻ってきた。いまは石畳の細い通路にぎゅうぎゅう詰め。腕なし幽霊だけがどこかへ遊びに行ったきりで、まだ帰ってこない。

 戻ってきた二十数体のちびっ子幽霊が、ぴいぴい、がやがやと口々に言い合う。

「その幽霊、強いのかな? 取り返せるかなあ?」

「うちら、見えたのは小さいのが何体かだけだったんだよ。バレたらやばいと思って、すぐ引っ込んじ...

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