第176章

河童が今回届けてくれた海鮮は、どれも身がでかくて新鮮そのものだった。神崎飛鳥は今夜さっそく、ガーリックたっぷりの特大ロブスターを食べて、香辣蟹も作って、ホタテと牡蠣は焼きでいくつもりだ。最近はみんな春晩を見るのが流行りなんでしょ。自分は見えないけど、音なら聴ける。食べながら聴いて、辛くて香ばしくて、そこにキンキンに冷えたコーラをひと口。これも立派な贅沢だ。

コーラがまた、やたらうまい。真っ黒で、見た目は薬みたいに苦そうなのに、口に入れると甘い。ぷつぷつ泡が立つ音まで、妙に心地いい。……ただ、飲みすぎるとげっぷが出る。鼻に抜けて、ものすごくつらい。初めてのときなんか、涙がぶわっと出た。それに...

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