第179章

夕食を終えると、黒田白は袖をまくり上げた。「僕が洗いますよ」

「洗わなくていいわ、片付けて食洗機に入れるだけでいいから」

残念ながら黒田白の動きは速すぎて、高橋桜が反応する間もなく、お皿は彼の手に渡ってしまった。

それを見ていた山本双葉は、またからかわずにはいられなかった。

「もういいじゃん、桜。彼がやりたいならやらせなよ。あなたが許さなかったら、彼はどうやってアピールすればいいのよ?」

「そうですよ」黒田白も便乗して言った。「少しは僕にもアピールさせてくださいよ」

ここまで言われては、高橋桜もそれ以上何も言えず、残りの仕事を全て黒田白に任せることにした。

夜、休む時間になると...

ログインして続きを読む