第161章

林田知音が異物に強引に侵入される戦慄を覚えた、その直後。日野成謙は余計な助走もなく、腰を動かし始めた。

肌と肌がぶつかる音が、ぱちん、ぱちんと耳元で弾け続ける。熱が頬に集まり、林田知音は真っ赤になった。

「日野成謙……」

「ん?」

「……ど、どれくらい……するつもり……?」

聞いておくべきだと思った。

「何にせよ、俺を騙した分だ。少なく見積もっても、二回分は取り返さないとな?」

二回――そう考えると、そこまで怖くない。……はずだった。

けれど、らいちゃんが毎回二時間以上も『焼かれる』みたいに責められたあとでは、林田知音は本当に限界で――

「……も、もう……許して……」

日...

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