第33章:アッシャー

もし今夜の終わりが、こんなふうに――いてもいなくてもいいどころか、むしろ喜んでどこかの荒野に置き去りにしてやりたい連中を満載した車に閉じ込められることだと知っていたなら、タイラーのエンジンなんて直さずに、火をつけてやっていたかもしれない。

俺は人間が嫌いだ。昔からずっと。

今夜はその理由を、改めて思い出させただけだ。

レストラン、作り物みたいな笑顔、空っぽの笑い声――全部が黒板を爪で引っかくみたいに神経を削った。

ペニーをまるでそこにいないみたいに扱って、言葉を避けて回す連中の話し方は、さらに最悪だった。

腹が立つだけじゃない。

俺の中で、個人的な問題になった。

それにタイラー――

あ...

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