第171章 私は認めない!

上山世奈は目の前の男を見て、驚愕のあまり言葉を失った。

あれはコンビニの店長ではないか?

今日、彼はあんなにも熱っぽく語っていたというのに。

「刑事さん、必要ならウチの店の防犯カメラ映像を提供しますよ!」

そう言って鼻息を荒くしていた男が、どうして今は容疑者としてここに座っているのか。

男の名は関本敬太。椅子に座るその顔には、困惑と諦めが滲んでいる。

世奈が入ってくるなり、関本は救いを求めるように叫んだ。

「刑事さん! 今日会いましたよね? 防犯カメラの映像を渡したあの店長ですよ! 覚えてますよね!」

「では、なぜあなたがここにいるんですか」

世奈は常に厳格だ。物事の本質を...

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