第215章 教会が爆発した

最初、上山世奈は江川陸斗が冗談を言っているのだと思った。こんなに長い間張り込んでいたのに、どうして突然、決定的な犯罪証拠が集まったというのか。

だが、二人が教会の前に到着して、その疑念は消し飛んだ。そこには、黒山の人だかりができていたからだ。

多くの人々が怒り狂い、大声で泣き叫び、口々に罵詈雑言を浴びせている。

「クソ野郎、何が神父だ! とんでもない詐欺師じゃないか! あんなインチキ話を信じた私が馬鹿だった、金を返せ!」

「この歳になって、口車に乗せられて全財産を寄付しちまったんだぞ。これからどうすればいいんだ……残りの人生、壁に頭でもぶつけて死ねって言うのか! なんて非道な連中だ!...

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