第33章 次は、会わせる

菅田夢香視点

大勢の人が見ている。華やかなドレスと宝飾のきらめきに包まれているはずなのに、私だけが氷の洞窟に突き落とされたみたいだった。血の気が、すうっと引いていく。

両親の容赦ない叱責。藤堂律の、冷たく見下す視線。一本一本が刃になって、私の残り少ない自尊心を削り取っていった。

藤堂律の傍に守られるように立つ茜音は、涼しい顔をしている。その無表情が、余計に私の頬を熱くさせた。

「申し訳ありません、藤堂社長……お姉さま……」

唇が震える。涙が大粒のまま頬を伝い落ち、声はぼろぼろに崩れた。

「私が未熟でした。私が見る目がなくて、わ、私……」

それ以上、言葉にならない。顔を覆ったまま...

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