第41章 本当にそうするのか

ルイの胸が、ぎゅっと締めつけられた。振り向くなり秘書を睨みつけ、食い気味に詰め寄る。

「何があった? はっきり言え!」

秘書はドア枠に手をついたまま、よろよろと立ち止まった。荒い息を何度か整え、舌がもつれるように告げる。

「し、社長……こちらが流した噂なんですが、リオンさんにもエラさんにも、ほとんど効いていません。むしろ……グレイ家の先代会長と奥様が、公式アカウントでエラさんを公に認めました。リオンさんの恋人だって……しかも、その……とてもご満足だと……」

ルイはその場で固まった。膝が抜け、どさりと重く執務椅子に沈み込む。

信じられないものを見る目で秘書を見つめ、唇が勝手に動いた。...

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