第269章 西園寺麗華が罪を認める、真相が明らかに!

郊外にひっそりと佇む、外部には一切非公開の秘密セーフハウス。

そこは、消毒液の匂いと息が詰まるような圧迫感が入り混じった空気が立ち込めていた。

西園寺麗華は、壁一面がクッション材で覆われた防音の取調室に監禁されている。

だぼだぼの患者衣を身にまとい、髪は乱れ放題。その瞳は焦点が合わず虚ろに彷徨ったかと思えば、時折、猛毒を帯びたような鋭い光を放っていた。

天宮星羅はたった一人で中へ足を踏み入れ、彼女の向かいにある椅子に腰を下ろした。

「岩美敏之からどんな見返りをもらったの?」

無駄口を一切叩かず、彼女は単刀直入に切り出した。

その言葉を聞くや否や、西園寺麗華は唐突にクスクスと笑い...

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