第120章 彼女こそ俺の嫁であるべきだ

神谷理恵の口調には、さも当然と言わんばかりの響きと、神谷承吾のこじつけじみた理屈への反発が混じっていた。

「彩夏。あんたはもともとジュエリーデザインを学んでた子でしょ。それに、ついこの間だって賞を取ったばかりじゃない」

「神谷承吾っていうクソガキと藤原征士のくだらない私怨のせいで、業界トップの舞台をみすみす捨てて、自分の将来まで投げ出すの? そんな理屈、どこにあるのよ」

「自分の腕で食べていく。いちばんいい会社で、自分の仕事を伸ばす。それが当たり前。誰にも文句なんて言わせないわ」

「藤原グループに勤めるだけじゃない。これから先、あんたがどんな決断をしたっていいの。あんたのためになるな...

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