第18章プロットツイスト

六月

まただ。

もちろん、私としては嬉しいかぎりだけど。

今度のそれは鮮明だった……あまりにも鮮明に。見知らぬはずなのに、どこか懐かしい場所。夢みたいで、ぬくもりにたっぷり浸されている。

そこは浴室だった。でも、ただの浴室じゃない。

息を呑むほど洗練されていて、品がある。五つ星ホテルの広告に出てきそうな、金色の水栓と、つややかに光る壁を備えた空間。

そして私はシャワーの下にいる。裸のまま、熱い湯が絹のように肌をすべり落ちていく。

なのに、彼の姿が見えない。

どうして?

すると――扉がゆっくりときしみながら開く音がした。

彼が入ってくる。

ああ、もう。

彼も裸だ。

あれ...

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