第24章

街角のカフェ。

陸田哲も、鈴宮若葉がこんな手で自分を呼び出すとは思っていなかったのだろう。店に姿を現した彼の表情には、露骨な怒りが浮かんでいた。

「友達を探したい気持ちは分かる。だが、こんなやり方は間違ってる」

陸田哲は眉を寄せ、諭すような口調で言う。

「じゃあ、正しいやり方って何? 警察が解決するのを待てって? どれだけ時間が経ってると思ってるの! もし西子がどこかで助けを待ってたら……その絶望、想像できる!?」

鈴宮若葉は感情を抑えきれず、陸田哲に向かって叫んだ。

陸田哲は顔色を悪くし、眉間を指で揉む。

「気持ちは理解してる……」

「分かるわけない!」

鈴宮若葉が言葉を...

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