第134章-罰を与える炎

閲覧注意――多少の暴力表現あり。死の描写も、おそらく。

「おれはあの女に触れたんだ! おまえが想像できることは全部やってやった。そして、あいつはそれを喜んだ!」

男はそう怒鳴り、己を縛る鎖を引きちぎろうともがいたが、びくともしなかった。

少し前に背後から殴られ、そのまま気を失ったのだ。頭はずきずきと痛み、鎖が皮膚に食い込むほどきつく巻きついているせいで、全身が悲鳴を上げていた。

目を覚ましたとき、自分は地下牢にいた。そしてほどなくして、ここへ引きずってこられた。

この、暗く、空虚な場所へ。光といえば、王の手にある松明だけだった。その炎が、黄金の仮面にゆらゆらと照り返している。

「彼...

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