第211章-もつれを解くミステリー

まるでベラドンナには、レディ・ケストラがこれまでとはまったく違って見えるようになったかのようだった。

以前なら見過ごしていたはずのことを、今は何もかも目に留めていた。レディ・ケストラの歩き方も、足を踏み出すたびににじむそのかすかな危うさも、じっと観察した。あまりに見つめすぎて、彼女が杯から口をつけたとき、ぼんやりしたままその杯を凍りつかせかけたのを一度見たほどだった。

あの身は、あれほどの力を抱え込むために必死で耐えているに違いない。

ケレスの力と――あの子どもの力を。

怒りがベラドンナの胸を満たした。エリが罪悪感に突き動かされるようにケストラの周りをせわしなく立ち働き、彼女の機嫌を取...

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