第213章-三日間と今夜

イナイミ襲撃の報せが夜明けとともに城へ届き、その余波で城中は慌ただしい一日に呑み込まれた。

エリは多忙をきわめていた。各村から届く報告に追われ、次の派遣について将軍と協議を重ねていた。

ここ最近、多くの村が襲撃を受けていた。

その報せは、彼の神経をぴんと張りつめさせた。

白いオーラをまとった襲撃者――彼の頭にある容疑者はただ一人だった。ケストラの話もまた、その疑念をいっそう強めていた。そして、あの魔女があれほどの力を持ち、しかもあれほど素早く動いていると知るのは、ひどく恐ろしいことだった。

なぜ今まで知らずにいたのだろう。これほどの被害がすでに出ていたというのに、襲撃者の存在に気づけ...

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