第220章-危険な可能性を示す

コリンは部屋じゅうをせわしなく駆け回り、杯を手に、裸足でうろうろ歩き回ってはあちこちにぶつかっているケストラのもとへ向かった。

唇から漏れるぶつぶつという呟きの音は、部屋に破裂するように響く放屁の音とぶつかり合っていた。

「愚かな娘め……」彼女は腹に手を当て、低く呟いた。

「こちらをお飲みください。少しは効くはずです」コリンがそう言って杯を差し出すと、彼女は中身を一気に飲み干した。だが腹の中は、なおもぐるぐると荒れ狂ったままだった。

薬が効くまでには、少し時間がかかるのかもしれない。

ひどい悪臭は完全に部屋を支配していた。もしコリンがレディ・ケストラに対して深い忠義を抱いていなければ...

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