第227章-非人道的な障害

来た道を引き返すのは、死にに行くようなものだった。

洞窟の壁から骸骨たちがぬるりと押し出され、あの部屋のあった方角から次々と溢れ出して、耳障りな人ならざる唸り声を空気いっぱいに響かせながら、こちらへ突進してくる。

死者の軍勢――。

そんな悪夢じみた光景を、ベラドンナは生まれてこのかた一度も目にしたことがなかった。

ひょっとすると、あの首飾りはやはり罠だったのかもしれない。

解けない謎は解けないままにしておく楽しさとは、つまり生き延びることにあるのだ。

モリアは間違っていて、アニクタキの人々はこの洞窟に関わらないと決めた点で正しかった。

もっとも、ベラドンナにとっては、もう手遅れだ...

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