第245話危険な骨格の腕の中へ

「見えない……」ベラドンナはそう呟いた途端、ぱちぱちと必死に瞬きを繰り返しながら、取り乱したように泣き声を上げた。「見えない!アラリス、見えないの」

「わかってる。ここにいる」彼が彼女の手を包み込むのがわかり、ベラドンナは少しだけ力を抜いた。

「大丈夫だ。あの光は人間には眩しすぎる。言うのを忘れてた、すまない」その声にからかいはなかった。

――これは、本当に起きているんだ。

彼女が手はまだ血まみれなのかと尋ねると、彼は問題ないと請け合った。痛みももう感じないし、あの耳をつんざく声も聞こえない。だから彼女は彼を信じた。何も見えないというのは奇妙で、アラリスを全面的に信じるしかない。けれど...

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