第247章-すべての取引の中で最も公平な取引

彼らは突然立ち上がり、彼女を無理やり引っぱって立たせた。すると部屋の扉が押し開かれ、タナトゥが入ってきた。

廊下で見たときと同じくらい、いや、それ以上に恐ろしかった。

「おまえのギフターとは取引を済ませた」

その声を聞いた瞬間、恐怖で肌が粟立った。

自分はここにいるべきじゃない。

その言葉はアラリスを思い出させ、湧き上がった憎しみで喉が痛み、怒りの涙で視界がかすんだ。

タナトゥが深く息を吸い込む音が聞こえた。

やはり本当に、感情の匂いを嗅ぎ分けられるのかもしれない。

気味が悪い。

こいつら全員、大嫌いだった。

「そして今度は、公平を期すために、おまえとも取引をしよう」

何...

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