第250章-盗まれてはいけないものを盗む

血がにじみ、疼くつま先を引きずりながら、二度目の踊りは終わりを迎えた。

ベラドンナはゆっくりと群衆へ近づいていった。三つ目の扉へ歩み寄るにつれ、歓声が耳に大きくなっていく。

二度目の踊りで彼女と組んだ女たちは、飲み物を差し出した。最初の部屋――赤い火のまわりで彼女を囃し立て、共に踊った女の一人がしたのと同じように。

液体は味気なく、とろりと重い。だがベラドンナは一息に飲み干した。三度目の踊りへ向けて身が整っていくのを感じる。タニスのために命を捧げ、定めを果たすことができるのだと思うと、胸が昂ぶった。

「三つ目へ」女が言い、彼女の手を取ると、三度目の踊りに付き添うため集まった女たちの手へ...

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