第7章-引き寄せの余波

アラリスが民に告げた内容は予想どおり各村へと広まり、魔女たちの裁判が始まった。

イナイミでは、多くの魔女が無罪とされたが、長く不当に牢へ入れられていた彼女たちに支払う補償金が、長リュティオの手元では早くも底をつきかけていた。そこで彼は、代理の王が介入するよう都へ書状を送った。

それでも魔女たちはどこか上機嫌に見えた。彼女たちは王の右腕の女を「魂の魔女」と呼び、その死を祝っていた。

太陽は空の定位置へ昇り、そして時が来れば、白く輝く月がその座を引き継いだ。

数日前に地下牢で起きた出来事を除けば、すべては元どおりに戻っていた。

――奇妙だった。

衛兵たちは女の歌声を聞いたと言う。だが駆...

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