第10章-これらの孤独な後悔

アラリスは強かった。だが、自らの領域にいるタナトゥに、いったい誰が勝てるというのか。

戦いはまだ三十秒ほどしか続いていなかったのに、すでに破滅はあまりにも大きく広がっていて、衛兵たちはエリとベラドンナを厳重に拘束しておくことを断念し、四方八方へ噴き荒れる炎の爆風から自分たちの身を守るので精一杯になっていた。

ベラドンナは骨の玉座の裏にいた。どうやってそこまでたどり着いたのか、自分でもわからない。ただ、脚の痛みがそれを思い出させてくれた。走ったのだ。

彼女の手はタオルをきつく握りしめていた。どういうわけか、あの混乱のさなかに倒れたタニスの戦士のぼろぼろの外套をくすね、それを身につけていた。...

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