第48話彼女は友達みたいな感じ

「何かあったの? 出ていったでしょう。食べてもいなかったし。さっきも早めに席を立ってた。大丈夫、ベラ?」

その言葉は、別の誰かから掛けられていたなら、どれほどましに響いただろう。とはいえ、目の前に立っている相手があまりに意外だったのも確かだ。

ベラドンナはランタンを床に置いた。敷き物からは、できるだけ離して。

ジャズリーは、どこにでも現れる気がした。実にうっとうしい。

どうしてこんなに早くここへ来られたのか、ベラドンナは考えずにいられなかった。自分が食堂を出たとき、彼女はまだあそこにいたはずだ。屋敷地のこの区画へ抜ける近道でもあるのだろうか。自分の知らない抜け道が。

たぶん、あるのだ...

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