第57章-問題を抱えた家族の再会、もしかして?

大鎌はケストラのもとへ降りてくることなく、何ひとつ損害を与えなかった。

刃が立て続けに放たれ、まっすぐ死へと飛んでいく。だが、死がさっと身を動かすと、その大鎌はそれらをことごとく真っ二つに断ち切った。

しかし、厄介ごとはまだ始まったばかりだった。

大地が震え、頭上の赤い空も、川に浮かぶ船も、今にもひっくり返りそうに軋んだ。

混沌が解き放たれる。

襲撃だ!

「娘を返しなさい、モクロス!」怒りと殺意を孕んだ女の声が、雷鳴のように周囲へ轟いた。

あれが〈母〉に違いない。

新たに、しかもより強大な敵が立ちはだかったその瞬間、ケストラはそこに立ち尽くした。死にとって、彼女の存在など完全に...

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