第11章-私を殺して!

ライカンの領域。

アニヤにはどれほど時間が過ぎたのかわからなかったが、まだ大して経っていないことだけはわかっていた。せいぜい二日かそこら――そんなところだろう。

けれど、それで少しでも気が休まるわけではなかった。アルロの容体がずっとよくなっていることは嬉しかった。そこには心から安堵していた。だが、それでも恐れが消えることはなかった。アニヤは、自分がここで受け入れられていないと知っていたし、食事に毒を盛られるのではないか、眠っているあいだに自分もアルロも襲われるのではないかと、絶えず怯えていた。もっとも、そもそもろくに眠れてなどいなかったのだが。そして、ここへ来た初日以来、イークルスの姿も見...

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