30-トゥギャザー・イン・ザ・ウィンド

ベラドンナがアラリスを完全に信じきっていたので、先頭に立つのは彼だった。

道が二手に分かれる場所には、二つの道の名が刻まれた板を取りつけた金属の棒が立っていた。その根元、半ば土に埋もれるようにして、一頭の獣が横たわっていた。仕留めるまでには少し手間取ったが、アラリスはきっちり息の根を止めた。そして獣はその場でたちまち灰になった。

次の分岐では、万一どこかに獣が潜んでいた場合に備えて、やはりアラリスが先に進む――二人はそう決めた。ベラドンナは戦いでは役に立たない。それどころか、助けになるより足手まといになるだけだった。

探索のためさらに奥へと進むにつれ、状況は悪くなる一方だった。見つけた果...

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