第42章-最初の一歩を踏み出す

二週間が過ぎても、レディ・ケストラはまだ戻ってこなかった。

だがそのあいだに、城では多くのことが変わっていた……ベラドンナと王にとって。

あの夜、王の部屋で、花嫁泥棒に対する確かな殺意と、かつて自分と家族に何が起きたのかを彼が打ち明けて以来、二人は日ごとに距離を縮めていった。

いまでは、彼が詫びとして本を贈り、竜を見せてくれたあとのころよりも、さらに深く親しくなっていた。

竜を見せてもらうといえば、ベラドンナはときおり、もう一度パメラに会わせてほしいと頼んでみた。だが王はそれを許さなかった。近ごろひどく気が立っていて、あの獣の爪や炎のせいで彼女にもしものことがあれば、自分は一生そのこと...

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