第66章-すべてが変わりつつある

「やるべきことをやっただけよ!」彼女が噛みつくように言うと、彼は手を上げた。鋭い鉤爪に宝石の光が宿り、刃のような輪郭を照らし出す。「第二の館のカエルだ!」

彼は動きを止めた。

「裏切りなんかじゃない!あたしたちが生き延びるための薬を手に入れて、助けを引き出すために、あの男を利用してるだけなの」

アラリスは鼻で笑い、何ひとつ見落とすまいとニイカから視線を外さなかった。

「第二の館の息子が、白き王への革命に手を貸すだと。あいつらが心の底から仕えている相手だぞ。嘘が癪に障る。言い直せ!」

「違う!本当のことを言ってる。お願い、彼に話して――」彼女はベラドンナに訴えようとしたが、アラリスが視...

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