115-迫り来る待ち伏せ

「これは何?」ニカは跳ね起きるように立ち上がって尋ねた。

「予言の石だ。もう言っただろ」カエルも立ち上がりながら答えた。投げ飛ばされた衝撃で肋骨が痛むのか、彼は小さくうめいた。

石は突然、ばらばらと地面に落ちて散らばっていた。それでもなお、淡く光を放っている。

「つまり、何をするものなの?」

「わからない!」声にかすかな恐慌が混じり、彼は膝をつくと石を集めようとしながら、ぶつぶつ独り言をこぼし始めた。「王は、娘が反乱軍にいると信じてる。後継者の噂もある……連中が手を組んでると思ってるんだ」カエルは手を止め、眉をひそめて見下ろしてくるニカを見上げた。「じゃあ、空に月と太陽が出たのは、彼女...

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