117-父と娘が出会う

「いますぐこの檻を開けろ!」とロード・ジリスは命じた。そのまなざしはさらに険しさを増し、指にはめた金の指輪を爪でかちりとかちりと鳴らした。

「白の王が――」と戦士が言い募ろうとしたが、ロード・ジリスは短く言い放って彼を黙らせた。「彼女は私が自らお連れする」

ほどなくして、彼はシノラを玉座の間へ連れていった。そこは広大で天井が高く、黄金で飾られ、威圧するような巨大な像がいくつも並んでいた。

「お父さま!」

彼女はたちまちジリスの手を振りほどいて駆けだした。裸足が、上に浮かぶ蝋燭の灯りを受けて黄金色にきらめくなめらかな床を打つ。

白の王の目が輝いたかと思うと、次の瞬間にはもう彼は彼女の目...

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