第83章-今、あなたは私を見る...

「よくもそんなことが言えたものね!? 本当に、とんだ嘘つきだわ」

「まるで自分は聖女様だったみたいな言い草だな。まさか俺を愚か者だとでも思っているのか。首飾りを外して、おまえを好きにできるとでも?」彼女は胸の前で腕を組み、背筋をすっと伸ばした。

「私は苦しんでいるんだ」

「それこそ望みどおりよ。あなたがしてきたすべての報いとして、苦しませてやりたいの。あなたは私を踏みにじった。あの力で、私の思考までかき乱して」

「そんなもの、そもそも本物ですらなかった。何ひとつな。全部、幻だったんだ」そこで彼はわずかに言葉を切った。「そもそも、どうして俺がおまえに触れたがる? おまえたち人間なんて、み...

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