第189章 感情障害

一方、三満は心の中で(また明日もシーツを洗わなきゃいけないのかしら)と溜息をついていた。

彼女は隣室へと向かいながら、携帯を取り出して新しいシーツと布団カバーを数セット注文した。

配送予定を見る限り、明日には届くはずだ。

最近は天気が優れず、湿気が多い。この別棟にはまだ乾燥室が備わっていないのだ。

シーツが乾く速度よりも、濡れる速度の方が遥かに速い。

やはり、予備は多めに用意しておいた方がいいだろう……。

九条綾が階段を降りてくるとき、その足取りはどこか頼りなく、手すりに掴まりながらゆっくりと降りてきた。その表情は、悔しげに歯噛みしているようだった。

というのも今回、西園寺蓮は...

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