第一百話

記念展から三日後、私はRavenのもとを訪ねた。

手の中には一枚の写真。1975年、春。繁星×清原澪。

Ravenのアトリエには、南向きの窓から陽光が惜しみなく注ぎ込んでいた。彼は古びたソファに腰を落とし、目の前のテーブルには当帰茶が一杯。

私は写真をローテーブルの上に置いた。

「Ravenさん」と私は言った。「真実を知りたいんです。」

彼は写真を見た。長い時間、ただ見つめていた。それからゆっくりと眼鏡を外し、ハンカチでレンズを拭いた。

「どこまで調べた?」と彼は聞いた。

「母と繁星が、並んで立っている。」私は言った。「私の才能は繁星と同じで、宝石への感覚は、習わなくても最...

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