チャプター 101

彼女の隣の岩棚に腰を下ろすと、目の前を滝のように水が流れ落ち、二人だけの聖域を作り出していた。彼女の睫毛には水滴が光り、その雫は首筋を伝って胸の谷間へと落ちていく。濡れたビキニトップの下で、乳首が硬くなっているのが見て取れた。

「すごいわ」親密な空間に、彼女の声が柔らかく響いた。「映画のワンシーンみたい」

「気に入ると思った」

オリヴィアは滝に指を差し入れ、冷たい水が手の上に流れ落ちるのを感じていた。「ここに連れてきてくれてありがとう、アレクサンダー。この島、本当に素敵だわ」

岩壁に背をもたせかけ、彼女の首筋から胸の膨らみへと水滴が描く軌跡を目で追う。「探検するにはまだ十二日もある。見るべきも...

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