チャプター 110

「もういい」と彼は突然言い、私を自分の体の上へと引き上げた。「イく時は、お前の中にいたい」

彼は脱ぎ捨てられたショートパンツに手を伸ばし、ポケットからコンドームを取り出した。私は片眉を上げる。

「準備がいいのね」

「当然だ」。彼は歯でパッケージを破り開けると、手慣れた様子でそれを自身の長さに沿って装着した。

私は彼にまたがり、彼のペニスの上に身を構えた。彼は私の腰を掴み、届きそうで届かない位置に固定する。

「何が欲しいか言え」と、彼は荒い声で要求した。

「あなたに中に入ってほしい」私は彼の上へと腰を沈めようとしながら言った。

彼の力が強まり、私の動きを封じる。「具体的に言え」

私は彼を睨みつけ...

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