チャプター 13

「もちろん。ただの夕食だ」彼は一歩近づき、その体の熱に私の乳首が裏切り者のように硬くなる。「だが、もし君が同意してくれたら、ここが俺たちの家になるわけじゃない。カーター家の屋敷は、この場所の五倍から十倍は広い」

「なんてこと……」このペントハウスよりずっと大きな家なんて想像もできず、私は呟いた。「あなた専用の郵便番号まで持ってたりするの?」

「そこまではいかないが、プライベートの湖ならある」

キッチンの戸口から、シェフが控えめに咳払いをした。「カーター様、お食事の準備が整いました」

アレクサンダーは私の腰のくぼみに手を当て、今まで気づかなかったダイニングエリアへと導いた。窓際に二人用のテーブル...

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