第179章

彼の指がブラウスの上から私の胸を覆うように滑り、親指が乳首を撫でると、布地の下でそこが硬くなるのがわかった。私は彼の愛撫に身を反らせる。我ながら恥ずかしいほど素直に、体が彼に反応していた。

彼の唇は、焼けるように熱いキスを私の鎖骨に沿って落とし、脈が激しく打つ喉の敏感なくぼみで、その動きを止めた。

「今、君に何がしたいか、わかるかい?」吐息が耳にかかるほど近くで、彼が囁いた。

「見せて」自分でも驚くほど大胆な言葉で、私は彼を挑発した。

彼の口の端が、私の内側を蕩かすような、あの破壊的な片笑みを浮かべる。「ここじゃない。君とは、もっと時間をかけたいんだ」

彼の硬くなったものが、私に強く押し付けら...

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