チャプター 346

アレクサンダー

オマルはしばらく黙ったまま、風雨にさらされたような手でコーヒーカップを包み込んでいた。

「来なさい」

やがて立ち上がり、そう言った。

「見せたいものがある」

私は彼のあとについて屋敷の中を進み、やがて広大な中庭に面した一角へ出た。覆いをかぶせられた鳥たちが止まり木にとまっていて、伝統衣装をまとった若い男がその世話をしていた。

「鷹狩りだ」

オマルが説明する。その声音も雰囲気も、先ほどまでとは打って変わって軽やかだった。

「商売以外で、私がもっとも情熱を注いでいるものだ」

「実際に見るのは初めてです」

「ならば、学ぶといい」

オマルがアラビア語で声をかけると...

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