チャプター 22

ダッシュの目がいっそう輝いた。すでにダイアナが完膚なきまでに恥をかかされる光景を思い描いているかのようだった。

「これは小さな話じゃない。ラッセル家は一流の名門で、掟と体面を何より重んじる。横領を立証できれば、ラッセル家はあいつを叩き出す。それだけじゃない、俺が直々に刑務所送りにしてやれる!」

レイラの目もまたぱっと明るくなる。身を乗り出すようにして言った。

「その通り! あの金が怪しい筋から出てる証拠さえ見つければ、ラッセル家が見逃すわけないもの! そうなれば、あいつは這いつくばって戻ってきて、私たちに助けを乞うしかなくなる!」

ベラの荒い息が次第に落ち着いていく。瞳に燃えていた怒りは...

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