第二十五章

三か月後――ハイ・メサ高原の奥深く、ハンセン病更生村にて。

雨季が集落全体を湿った靄で包み込み、仮設の白い医療テントがひどく浮き上がって見えた。

年老いた患者が震えながら、手を差し出す。細菌に蝕まれて変形し、丸まってしまった指先。白く濁った眼には、恐怖と絶望以外のものが宿っていなかった。

ディアナは滅菌手袋をはめ、集中して指の関節の回復具合を診ていた。嫌悪もためらいもない。指先があの目を背けたくなる皮膚の斑にそっと触れ、動きは落ち着いていて正確だった。

「末梢の感覚が戻ってきています。いい兆候です」声音は冷ややかで澄んでいる。「薬は時間どおりに。リハビリも続けてください。来年の今ごろに...

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