チャプター 27

ラッセル邸の書斎で、アルヴィナはしなやかな足取りで入ってきた。手には出来たての強壮薬の椀を捧げ、顔には清らかで慎ましい微笑を浮かべている。

「お父さま、こんな夜更けまでまだお読みなの? 喉にいい強壮薬が航空便で届いたばかりよ。少し召し上がって、喉をいたわって」

老眼鏡をかけ、『建国の兄弟たち』を読み返していたメイソンは、顔も上げず、かすかな声で応じただけだった。

アルヴィナは近くに強壮薬を置くと、綿密に計算されたため息を漏らし、ほどよく心配そうな表情を作った。「お父さま、言うべきか迷っていることがあるの」

メイソンはようやく書類を置き、眼鏡を外した。「言いなさい」

「ダイアナのことよ...

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