第二十七章

四時間後、車列は高い稜線で停止した。

ダイアナが車を降りると、高原の風が髪をふわりと持ち上げた。

彼女は村を見下ろす。その目に宿るのは哀れみではない――分析だけだった。

ルパートが水のボトルを差し出す。「最初の『スターライト』はどこに建てる?」

ダイアナは、村の東側にある、いまはゴミ捨て場になっている空き地を指した。「標高がいちばん高い。日照時間も最長。ゴミを片づけて、子どもたちが星を見上げられる場所に図書館を建てる」

ルパートは彼女の指す先を追う。

「了解」彼はそれだけ言った。

帰路の飛行中、ダイアナは機内の窓に額を寄せたまま眠りに落ちた。

ルパートはそっとカシミヤの毛布を掛...

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