第284章

ダイアナの視線がスクリーンからルパートへ移った。

「うるさいわ」彼女が言ったのは、外の世界のことだ。

「もうすぐ静かになる」ルパートは言った。

彼女はそれ以上、訊かなかった。

彼の言う「静か」が何を意味するか、わかっていたからだ。

彼女は向き直り、光のスクリーンに映る複雑なエネルギー伝導設計を指さした。

「この放熱モジュールの設計は理論上は成立する。でも材料の要求が高すぎるわ。現行技術じゃ無理よ」

ルパートは設計図に目を走らせた。理解はできない。それでも形だけは、頭に刻みつけた。

彼は自分の光のスクリーンを呼び出し、イザベラへ直接つないだ。

「イザベラ、闇市のネットで買ったビ...

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