第287章

こうした無言の贈り物について、ディアナは一度も問いたださず、一度も受け取りを拒まなかった。

ただ、スタジオにこもる時間は日ごとに長くなり、午後をまるごと温室で過ごすことも珍しくなくなった。

絵を描き、粘土をこねて形を作り、奇妙な輪郭の植物の世話をし、ときおりルパートが届けさせたチェロ――どこかの大公妃の所有だったという代物――を手に取って、調子外れの練習曲をぎこぎこと弾いた。

彼女の世界は、緻密で厳格で、論理記号に満ちた研究室から、色彩と土の匂いと、混沌とした旋律の広大な領域へと伸びていった。

まったく新しい体験だった。

論理的推論の果てにあるのは必然だが、芸術創造の行き先には無限の...

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