チャプター 45

エリサはエドガーの思い上がりに白目をむいた。いったいこの男は、どこでこんな自信を拾ってくるのだろう。

ペニーは、正体不明の細菌株でも観察するかのように彼を眺めていた。その視線にあるのは、混じりけのない学術的好奇心だけだった。

機材の低い唸りを、ディアナの冷ややかな声が驚くほど鮮明に切り裂く。「髪、もう生えてきたの?」

エリサはこらえきれず、吹き出して笑った。

エドガーの尊大な顔がみるみる真っ赤に染まった。「恩知らず!」歯ぎしり混じりに吐き捨てると、くるりと踵を返し、研究室から逃げるように出ていった。

「ざまあみろ!」エリサは遠ざかる背中に向かって舌を出す。「ディアナが助けを乞うとでも...

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