チャプター 83

凍りつくような悲鳴が部屋を切り裂いたが、すぐさまアラリックが自分の口を手で押さえつけ、声は喉の奥で押し殺された。

灼けつく痛みに全身がびくりと痙攣し、冷や汗が一瞬で背中をぐっしょり濡らす。

「それ、消毒液か……硫酸か? 俺の夫――を殺す気かよ……」支離滅裂に噛みつく。

ディアナは完全に無視した。動きは素早く、正確だった。

洗浄、止血、縫合……。表情は集中しているのに、どこか切り離されたように淡い。生身の人間ではなく、息のない肉塊でも扱っているかのようだった。

アラリックは激痛にのたうちながらも、銀色の針が肉を縫っていくのを、ただなすすべなく見つめるしかない。

「終わった」十五分ほど...

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