第105章カスタムガウン

マシューは彼らと一緒に家へは戻らず、代わりに車を降りてハワード・グループ本社へ向かった。

セレステはメイソンのそばに寄り、彼の腕に自分の腕を絡めた。

「メイソン、あなたがいない間にマシューがどう変わったか、想像もつかないでしょうね。あのオリヴィアにすっかりたぶらかされて、私に口答えまでしたのよ」

モリーは反対側の腕にすがりつき、かわいらしく唇を尖らせる。

「そうよ、お父さま。マシューったら、私のクレジットカードを止めるって脅したの。あの——」

「彼はおまえの兄だ。そんな呼び方、よくもできるな」

メイソンの厳しい視線が落ち、モリーは胸が跳ねて慌てて言い直した。

「……マシューが悪い...

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